こんばんわ、店主寺尾です。
オーダーメイドのご依頼で、よく純銀、純金にこだわる方がおられます。
…わかります。とっても。
せっかく1点ものを作るなら、素材にもこだわって、財産に残るような一生物の品を作りたいですよね。
ただ、誤解の無いように正確な表記をさせていただいておりますが、
銀も金も、
地球上にある限り100%の純度のものは存在いたしません。ちなみにプラチナもそうです。
最高純度は、4N(99.99%)もしくは3N(99.9%)の純度になります。
純銀や純金と表記されている品も、正確には4Nもしくは3Nになります。
貴金属には、必ず純度を示す刻印がいれられるのですが、
よくテレビやなんかにでてくる純金のインゴット(金塊)にも、よく見ると「99.9%」と刻印があるはずです。
なので、純銀もしくは純金素材でオーダーされた場合、便宜上純金、純銀と呼びますが、
正確には、4N(99.99%)もしくは3N(99.9%)の純度になります。
当店では、素材にはかなりこだわっております。
お客様の誤解の無いように表記する事を心がけておりますが、
不明な点がございましたら、何なりとお尋ねください。
例えば、シルバー925には、銀以外に何が入っているのか?
って気になりません?
当店のシルバー925は、スターリングシルバーと呼ばれる、銀92.5%/銅7.5%の2元銀合金で、
銀以外には「銅」のみしか混ざっておりません。
では、4Nの99.99%以外の0.01%は何なのか?
…調べてみましたが、わかりません。
わかりませんっていうか、難しすぎて理解ができませんでした。
なんやろ、鉱物学になるんかな?
興味がある方は、調べてみてください。
装飾品に使われる貴金属の硬化材とは、別の話です。
気になるので引き続き勉強してみます。
さて、
明日は、いよいよ節分ですね。
今年の恵方は「東北東」です。
ほな、また。