彫金用語集
ロウ付けに用いる溶着材。
分かりやすくいうと溶接やハンダ付けみたいに、結合部分に熱で溶かしてつなげる際に使用する金属です。
銀と馴染むように、銀に真鍮(銅や亜鉛)等を混ぜた合金で、銀よりも融点(溶ける温度)を下げた金属。
主に2分ロウ/3分ロウ/5分ロウ/7分ロウ/早ロウがあり、何度もロウ付けが必要な場合は、融点の高い銀ロウから順番に使って、最初のロウ付け部分が溶けないように使い分けます。
どれを使ったらいいか迷ったら、5分ロウを使いましょう。
※ちなみに、9分ロウもありますが、黄色味が強いので主に真鍮などのロウ付けに使用します。銀では使いません。
石留めや彫りや刻印等々、彫金には必須の道具。
炭素鋼や高速度鋼(ハイス)で作られていて、主に金槌で叩いて使用する道具です。
用途に合わせて職人自身が加工して使います。
地金をはさんで固定したり、曲げたりするペンチのような道具。
用途によって、様々な形のものがありますが、ペンチとは違い、地金に傷がつかないように、挟む部分にギザギザはありません。
職人の個性が出る道具で、ほとんどの職人が自分用にカスタマイズして使います。
ロストワックス鋳造(キャスト)に用いる、原型を作るロウの事。
※ロウ付けのロウとは異なります。
ロウソクのロウと同様に、熱で溶けるので、鋳造の型を取る際に使われます。
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