どこの家にもあるであろう「メモ紙を切ったもの」と「油性ペン」を用意します。
いきなりスンマセンm(_ _)m。
紙は、別に白紙でなくてもOK。
あまり細くならず、太くならずで幅1cmくらいに紙を切ってください。
…長さは、指輪をつけたい指を2周するくらいの長さで。
指の1番太い部分(大体、第2関節あたり)に紙を、わりとかなり結構キツめに巻き付けます。いや、ホンマにギューっと!
紙をしっかりおさえて、どこでもいいので紙が交差してる部分に印をつけます。
紙を指から外すと、こんな感じ。
この紙は、まだ最後の方で使うので捨てない事を切に願います。
紙の印にあわせて、銀材にも印をつけます。
あとでサイズの微調整をするので、わりとアバウトでも大丈夫。
さて、銀材を切断します。
本来ならば、糸鋸を使用してカットしますが、あくまで今回は今回用意した道具のみを使用するのが大前提。
切断にはダイヤモンドヤスリを使用します。
半円型のダイヤモンドヤスリで銀材をこすって削っていきます。
当然ですが、普段はこんなこと絶対しませんからっ〜!
カットする長さは、印を付けた部分よりも約銀材の厚み分長めにカットします。
今回は2.5mmの丸線なので、大体2.5mmくらい長めにカット。
若干アバウトで全然OK。
つまり、紙で測ったのは指輪の内径の円周になるので、指輪となる銀は指輪の外径の円周でカットする必要があります。
っということは、内径プラス銀材の厚み(両端)で円周率をかけて…。
ややこしいので、銀材の厚み分だけ長くとればOK!
銀材の半分くらい切り目を入れたら、後は指でへし折ります。
切れ目を入れると、銀は結構柔らかいので簡単に折れます。
切り口(断面)が毛羽立っていると思いますが、ここではそのままで気にしない。
銀材を切り出したら、いよいよ火を入れてなまします。
まずは準備。
どこの家にでもあるであろうコップに水を入れておきます。
あとは、耐火レンガをセット。
火を使用するので、耐火レンガの周りには、なるべくってか燃え易いものは絶対に置かないでください。
コップも紙コップはNGです。ガラス製もしくは陶器のコップなら問題無し。あっ、別に透明じゃなくてもいいですとも。
耐火レンガの上に切り出した銀材を置いて、ガスバーナーであぶります。
どれくらい熱するかと言うと、銀材が白から赤くなりかけて、ピンクになったくらいで火を外します。
火を消したら、すぐにピンセットで銀材をコップの水の中にジャボン。
「なます」とは、銀材に熱を加えて、それを急激に冷やして銀材を柔らかくする事です。
これで曲げたりするのが簡単になるって事ですね。はい。
本来は、銀材に火を入れた時はディクセル(ピックリングコンパウンド)の溶液につけて銀材表面に出来る酸化膜を酸洗いします。でも今回は、省略!
結局ヤスリで削るので問題ないです。当然、普段は省略なんて絶対しませんよっ。
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